2014年5月27日火曜日

モントルーのスモーク・オン・ザ・ウォーター【名曲発祥の地】

ディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は、レコーディングのためにモントルーに滞在中、カジノでフランク・ザッパがコンサートをしていたときに起きた火災の模様を曲にしたもの。

フレディ・マーキュリーの銅像があるモントルーの海岸のプロムナードには、「smoke on the water」のモニュメントもある。

焼失したカジノは同じ場所で再建され、現在も営業中。

ディープ・パープルは、ローリング・ストーンズから新式の移動録音ユニットRolling Stones Mobile Studioを用い、ライブ感のある環境でレコーディングをするために、モントルーのカジノのワイン置き場を改装して作ったコンサート会場をわざわざ借りて制作する予定だった。
ところが、同会場で直前にコンサートを行っていたフランク・ザッパの公演中、興奮した観客が照明弾(フレア・ガン)を天井に向けて発射。開催が発生してカジノは全焼。
会場に居合わせていたイアン・ギランは火災現場から脱出し、滞在していたホテルから湖面に煙が立ち込める様子を見つめる。

ディープ・パープルは、大掛かりで予定していた録音ができなくなり、急遽、モントルーの隣町、ターリテット(Territet)の「Grand Hotel Des Alpes」(現在はマンションとして使用されている)を借り、Rolling Stones Mobile Studioとケーブルでつなぎ、『マシン・ヘッド』を2週間で録音した。
そのアルバムの中に、今回の体験をそのまま曲にしたものが加えられた。それが「スモーク・オン・ザ・ウォーター」である。

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ちなみに、歌詞の出だしは「We all came out to Montreux On the Lake Geneva shoreline」(僕らは、モントルーにやってきた、ジュネーブの海岸線だ)です。

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